ミュンヘンとツークシュピッツェとの位置関係
ツークシュピッツェはミュンヘンの南西約100kmにあり、ドイツ最高峰 2962m
ツークシュピッツェ日帰り旅行(ミュンヘンから)
ツークシュピツェに登る前に、服装の事を確認しましょう。といいつつ、旅行に出発する前に服装は準備する必要があります。
服装と装備
防寒対策と防水対策
ドイツ最高峰 2982mとほぼ3000m級の山に行きますので、防寒対策が必要です。
電車やロープウェイは暖房されてますので、アウトドアと車内とは気軽に温度調整ができるようにアウターをさっと着たり脱いだりできるようにしておく事をおすすめします。もちろん、何も無ければ普通の恰好でOKですが、山に行くには無防備すぎます。
一番外側・アウターにダウンジャケットだと、ダウンジャケットがじっくりと濡れる事がありますので、一番外側・アウターには防水機能があるゴアテックス製がお勧めです。吸湿して発熱するウールのシャツ(ボタン式)が良いかと思います。
帽子、バッグの防水対策
山頂付近はガス(霧)が発生しますので霧で衣服帽子(髪)がびっしょりと濡れます。
バッグも濡れます。ゴアテックスのレインコートや防水のバッグ、バックパックがお勧めです。その下(内側)には薄手のダウンも欲しいところです。
もし、ハイネックの場合は、熱がこもりやすいので、ネックから胸辺りまでジッパーで開け閉めできる温度調節できるのがお勧めです。
傘がない
「傘がない」よりはあった方がいいですが、レインコートと防水バッグカバーがあれば、傘はなくてもOKです。
風がないときの雨は上から降りますが、山では横からも降ります。特に雨でなく「霧」ガスの場合は下からも舞い上がってきます。傘で服が濡れるのを防ぐのは「霧」の場合難しいです。レインコートは必須としたほうが良いと思います。日程上許されれば、天候が悪い日は行かないことも得策です。そんな日は別の観光をするか朝から美味しいミュンヘンのビールを頂きましょう。
汗冷え注意
服装は周囲温度に合わせて調節をこまめにする必要があります。
汗をかきすぎないように調整しましょう。汗が冷えて体を冷やすと風邪ひきやすくなります。汗拭き用にタオルも持っていきましょう。タオルはマイクロファイバー製が小型軽量コンパクトなのでお勧めです。
靴
山頂付近まで行く場合、山頂はごつごつ岩なので登山靴か軽量登山靴、厚底のスニーカーがお勧めです。パンプスの女性も見かけましたが、さすがに山頂へは行かれてませんでした。
行き・帰り の概要
行き方 ミュンヘンからのルート
ミュンヘン駅
↓
ガルミッシュ・パルテンキルヒェン駅(通常電車⇒登山電車へ乗り換え)
↓
Zugspitzplatt
ツークシュピッツェプラッツ「プラッツ:平(だいら)」
↓
ロープウェイ
↓
山頂の駅(ロープウェイの駅) オーストリア国境
↓
山頂へは徒歩(無理に行かなくても、ここからでも十分楽しめます)
帰り方 ロープウェイ山頂駅からの帰り
山頂のロープウェイ駅からのロープウェイ
山頂のロープウェイ駅からは(ドイツへは)2方向出ています。
1)ツークシュピッツェプラッツへ向かうロープウェイ
2)アイプゼー駅へ向かうロープウェイ
↓
2)アイプゼー駅へ向かうロープウェイ を選択
↓
アイプゼー駅(ロープウェイの駅)
↓
徒歩
↓
アイプゼー駅(電車):駐車場有
↓
ガルミッシュ・パルテンキルヒェン駅(登山電車⇒通常の電車)
↓
ミュンヘン駅
鉄道で行く(詳細)
ミュンヘンからツークシュピッツェ山頂行き
ミュンヘン駅
・ミュンヘンからは Regional Bahn(普通)で乗り換えなしの電車あり
・ドイツでビールを飲むならミュンヘンがおすすめ
・宿はミュンヘンにとりました。
・1時間1本程度出ています
・ミュンヘン駅で「バイエルンチケット(1日乗車券)」を購入すると都度買わなくて済むので便利
↓ ・・・・乗車時間:約1時間半
ガルミッシュ・パルテンキルヒェン(Garmisch-Partenkirchen)駅
・ツークシュピッツェの麓(ふもと)の街
・駅の東と西でガルミッシュとパルテンキルヒェンとに分かれている街
・ガルミッシュ・パルテンキルヒェン(Garmisch-Partenkirchen)駅で別の駅まで歩きます
登山電車に乗り換え
・ガルミッシュ・パルテンキルヒェン駅の地下を通って登山電車に乗り換え
・バイエルンチケットでは乗れません
・バイエルンチケットを提示すると10%の割引
・登山電車は真ん中にも線路(ギア)がある「ラック式」になります。
横から見たラック式レール
ツークシュピッツェプラッツ駅 (プラッツ:平(だいら))
ガルミッシュ・パルテンキルヒェン駅の登山電車の駅からツークシュピッツェプラッツに着きました。
電車先頭の水色と白のチェックはミュンヘンがあるバイエルン州の州旗です。電車のカラーリングもバイエルン州カラーになっています。
ツークシュピッツェプラッツのレストラン
ウエイターがいなかったのでパルメザンチーズが欲しいと厨房に言うとどっさりとかけてくれました。チーズはよくかけて食べる方なんですが、こちらはもっとたっぷりとかけて食べるんですね。いい国だ。
ロープウェイ
ツークシュピッツェプラッツからは、山頂付近まで最後のロープウェイに乗り換えます。
本当の山頂まで
本当の山頂までは、徒歩です。(登山靴やスニーカー)
山頂に行くよりもドイツからオーストリアへ行く方が簡単に行けました。
山頂ロープウェイの駅、歩いてオーストリアへ行けます。
ツークシュピッツェ山頂が中央の岩の上、左側がロープウェイの山頂駅(ここまでは快適に行けます)アイプゼー駅へ向かうロープウェイの中から撮影
帰り
ツークシュピッツェ山頂からミュンヘンまでの帰り
ツークシュピッツェ山頂からは行きとは別のロープウェイでアイプゼーのロープウェイの駅まで降ります。
ロープウェイ山頂駅からはツークシュピッツェプラッツ駅方面と、アイプゼー駅への2方向のロープウェイが出ていますので、どちらに行きたいかによって違いますので注意が必要です。
EIBSEEからガルミッシュ・パルテンキルヒェン(Garmisch-Partenkirchen)駅
eibsee アイプゼーのロープウェイの駅
日本語併記が「日本人として嬉しい!」
ツークシュピッツェ山頂からロープウェイで降りてきたところ
電車の駅(eibsee アイプゼー駅)まで歩きです
eibsee アイプゼー駅
![](https://tabikatu.com/wp-content/uploads/2022/02/0bcec3c2de92ed974193072249a4c211.jpg)
ツークシュピッツェのロープウェイ山頂駅
ロープウェイ
ドイツ側へは2本のロープウェイがあり、オーストリア側へは1本のロープウェイがあります。
ドイツ側 1)Gletscherbahn ・・・ ツークシュピッツェプラッツ駅側
2)Eibsee Seilbahn ・・・ アイプゼー駅側
オーストリア側 1)Tiroler Zugspitzbahn ・・・オーストリア側
レストラン
ツークシュピッツェプラッツにも山小屋風のレストラン(兼、退避場)がありますが、
ツークシュピッツェ山頂にもレストランがあります。
「PanoramaLounge2962」
観光バスで行く
レンタカーで行く
アイプゼー駅周辺には駐車場があり、
ここまではレンタカーなどでの移動が可能です。
そこからは、登山電車⇒ロープウェイで移動します。
ツークシュピッツェまとめ
ドイツ旅行でミュンヘンに来ています。今回の旅の目的、ドイツ最高峰の山「ツークシュピッツェ」に登る事。
ミュンヘンから電車を乗り継いて上ります。更に最後のアプローチはロープウェイで行けるとあって、工程は楽そうです。
でも、山頂付近は雪があるので服装はちゃんと登山、防寒、雨対策なとをしていきました。
海外旅行なので荷物はコンパクトにしたいのでカジュアルな服にダウンジャケットとレインコートとステッキを日本から準備していきました。
当然、良天候では過ぎた服装になります。全くのカジュアルで来れるのは、良天候の時のみです。
電車の周囲のお客さんたちの服は山登りの恰好、ゴアテックスのようなレインコートが多かったです。
山頂の広告看板にも堂々とゴアテックスのレインコートの宣伝がでかでかと掲げてありました。
こちらで着ているのはモンベルのレインコートもちろん素材は「ゴアテックス」です。
レストランはツークシュピッツェプラッツ駅とロープウェイ山頂駅にあります。
では、晴れますように
ドイツ旅行 ツークシュピッツェ Zugspitzeは、ドイツ南部とオーストリア国境に位置するドイツ最高峰の山 2962m