おすすめ ドイツビール飲むなら最初の1本はこれ!
※ビール、アルコール飲料は嗜好品です。味や美味しさの感じ方には個人差があります。
・おすすめの「ドイツビール」 イチ押しを知りたい。
・いつも飲むビールと違う「ドイツ特有」の美味しいビールを知りたい。
・たくさん紹介されても一度には飲めないので最初の1本を知りたい。
ミュンヘンで一緒に仕事をしていたドイツ:ジーメンス社の仲間(ネイティブ:ミュンヘン子やバイエルンっ子)7人が言っていた「最も美味しいビール」とは!
私も本当にうまいビールと思って以来、25年以上過ぎた今でも飲んでます。
当然、ドイツには1500を超す醸造所があるのでビールの種類もたくさんあります。
1本1本、味の幅を私自身今も広げています。
そんな中で、まず最初におすすめするビールについて:
日本ビールの99%が取り組んでいるといわれている「下面発酵ビール」は多くの人が自分の銘柄が決まっているのではないでしょうか?
そこで今回は、残り1%に属する「上面発酵ビール」の中から1つ選んでみました。
・「上面発酵ビール」の中から選んでみました。
・「ミュンヘンっ子」が言う「イチ押し」です。
・私たちも今でも飲んでいます
軽くおさらいですがドイツビールを「酵母の種類」で分類をすると「上面発酵ビール」と「下面発酵ビール」の2種類になります。ここで「おすすめビール」としているのは「上面発酵ビール」です。
ミュンヘンへは2010年から夫婦旅行で訪れ「上面発酵ビール」を主に飲んでいます。
上面発酵ビール
おすすめの「上面発酵ビール」 イチ押しは
「フランチスカーナー(Franziskaner) 白ビール(WEISSBIER)」です。
ビールの種類は「上面発酵ビール」で白ビール「WEISSBIER」 ≒(ほぼ同じ扱い) 「ヴァイツェン」です。
ビールに使われる麦芽は「大麦麦芽」と「小麦麦芽」のみ使用されており、「小麦麦芽」の比率が50%以上あるものを「ヴァイツェン(小麦)ビール」といいます。ヴァイツェンはWEIZEN:小麦の意味です。(ヴァイス:WEISSビールは小麦麦芽30~50%)
WEISSビールと言う時のヴァイスは「白い」という意味なので白ビールとなります。
WEIZEN:小麦(ヴァイツェン) → WEIZENBIER:小麦ビール(ヴァイツェンビア)
WEISS:白い(ヴァイス) → WEISSBIER:白ビール(ヴァイスビア)
「フランチスカーナー」を飲むためにミュンヘン(成田⇒FRA⇒MUC)へ行ってました。
今では、「日本で買えるのでとってもありがたい」です。
・久しぶりに家族が集る時
・ビール好きの仲間が集まる時
・ビール好きの親戚に贈る時
・このビールを飲むために無理やり制定した新たな我が家記念日に
ドイツではグラスは常温:
冷凍庫で冷やすとこんな感じ:(グラスの事です)
もし時間に余裕があるようでしたら、
白ビール専用のグラスも用意されたらいいと思います。この形が白ビール用です。この形以外のグラスにヴァイツェンビアが注がれたことを他に見たことはありません。(写真参照)ミュンヘンでグラスを買ってRIMOWAに入れて持ち帰りましたが「割れないかが心配」です。何個も持ち帰ってますが1個も割れませんでした。
「フランチスカーナー」の飲み方
ビールそのものをドイツでは日本ほど冷やしていただきません。
若干ぬるい感じです。 ・・・ 好みに合わせて。
我が家流ではヴァイツェンビールのグラスを冷凍庫でキンキンに冷やしてます。
注ぐときは、小麦が多いビールで超きめ細やかな泡が豊富(たっぷり)に立ち上げりますので、グラスは垂直から60度程(も)寝かせてテーブル面との角度が30度位で注ぎ始めます。次第に45度位まで上げます。
ミュンヘンのレストランでは、しばらく泡立ちの収まりを待って
そのあと、0.5リットルの線を超えるまで注いであります。
そうなんです。0.5リットルの線がグラスに入ってます。
瓶の中身が残り20から30%ぐらいになったらグラスは垂直に立てておき、
瓶の底に沈殿しているHefe(酵母)「ビールの精」をくるくる瓶の底あたりを回すようにして(この時泡立ちます)グラスの白い泡の中心に細く注ぎ入れます。
瓶底のビールは白よりも「若干クリーム色」で濃い味わいの部分です。
ビールのうま味が凝集されています。
※「うま味」というと一般的にはグルタミン酸系の成分を指しますがこの場合の「うま味」は「ビールの旨味」ということでお願いします。
クリーミーな泡がグラスの縁よりも上に2cmほど高くなるように上手に盛りましょう。
(写真参照)写真撮影するならこの瞬間が嬉しい。乾杯もこの瞬間で「待ったなし」!
ちなみに乾杯は「プロースト」です。
きめ細やかな泡が上くちびるにひげの様に残るようにして頂きますが、
プロースト(乾杯)する時はグラスの上面の「くちびる」が当たる「リム」部分を互いに当て合うのではなく、グラスの底部分が厚くなってるところ同士を軽く当て合います。「プロースト!」
「フランチスカーナー」の保存方法と飲む前の準備
我が家ではこのビールは贅沢ビールの部類ですのでたまにしか頂きません。
変質が少ないように、ワインセラーに入れて13度程度の低温で保管してます。
頂く1日(or 数時間)前に冷蔵庫(5~6℃)に移して冷やします。
グラスは冷凍庫(我が家流)で冷やします。(-18~-20℃)
特にグラスを冷やす必要はないと思います。ドイツではグラスは常温ですから。
ドイツビール(ビール)は賞味期限がありますので、注文して来てしまったらなるべく早いうちに頂いてます。注文の際も賞味期限が明示してあるサイトから買うのをおすすめします。
「フランチスカーナー」の種類
同じシリーズで 黒ビール(Dunkel(独) = Dark(英)) デュンケルバイスビールもあります。
初めてのヴァイツェンビールにトライされる方には、白ビールから始められるのをお勧めします。
「フランチスカーナー」を求めて
ドイツは南部、バイエルン州 ミュンヘンに
個人的にはこのビールを現地で頂くために行ってます。
ミュンヘンでは新市庁舎の北にあるブランド街、AIGNERの横にある靴屋さんの横にある「フランティスカーナーのレストラン」
に行き、ビールとともに季節の料理、伝統料理を頂きます。フラフラになってホテルまで戻ります。
上面発酵ビール「フランチスカーナー」ヘーフェ・ヴァイスビアのご紹介でした。
・ドイツではライン川下りで有名なKDラインの船の中のレストランでも頂けました(2013年)
・ミュンヘンの新市庁舎の地下レストラン「ラーツケラー」でも提供されていました。(2015年)
・ドイツ最高峰の山、「ツークシュピッツェ」のレストランでもフランティスカーナーの
白ビール 黒ビール(デュンケル)を提供されていました。(2013年)
プロフィール
・「旅活」は、夫婦でビール好きで旅好き(トラベラーズ)
・ビール好きが高じてドイツは「ミュンヘン」で開催される
世界最大のビール祭り「オクトーバーフェスト」に参加
・「ミュンヘン」では4か月かけて「ドイツビール」だけを飲み比べ
・同じくミュンヘンで醸造所毎に経営されている「ビアレストラン」では
「ビール」と「伝統料理」や「季節料理」とのペアリング
・もちろん新市庁舎の地下レストラン(ラーツケラー)へも何度も行きました。
・帰国の際は、「ビール2ケース」を手荷物で持ち帰ってました。
※「ミュンヘン」へ「ドイツビール」、「ウルツブルグ」へは「フランケンワイン」を訪ねる旅をしています。主な旅先は「ドイツ、スイス、フランス」、旅の記事も読んでいただけると嬉しいです。
ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。
妊娠中や授乳期の飲酒はやめましょう。
お酒はなによりも適量です。のんだあとはリサイクル。