ローテンブルグ Rothenburg ob der Tauber
ロマンチック街道と古城街道が交差する町「ローテンブルク」に行きました。
ローテンブルグの事を「Rothenburg ob der Tauber」といいます。「Tauberタウバー川の高台にあるローテンブルグ」という意味です。中世ヨーロッパ(5世紀から15世紀頃)がそのまま残っているかのような街並み。騎士でも出てきそうな雰囲気の街。
「中世の宝石箱」とも呼ばれ、可愛くきれいな街並み。塔と城壁に囲まれた都市。
ローテンブルグ Rothenburgの位置
ウルツブルグからは比較的近距離なのでウルツブルグに宿をとりローテンブルクへは電車移動の日帰りで行く方が多いと思います。
ローテンブルグの夜はライトアップされた雰囲気がとてもいいので、ローテンブルグに泊まる事も計画される事をおすすめします。
ウルツブルグからの電車移動
駅ホームから一度下へ下がって出口(ローテンブルク)へ行きます。
Richtung Rothenburg o.d.T:ローテンブルク方面へ
ローテンブルクの案内看板
ローテンブルクが見えてくると「ウキウキ」してきました。
左側(西側)のくねくね蛇行した川がTanberタウバー川
ホテル
Zimmer:英語のroomで宿。
塔
ローテンブルクは中世が残る街並み、古い塔が見えてきました。
市門のひとつ「レーダー門」です。入る前と後の両側から撮っておきましょう。
ゴールド&ブラックの可愛いくゴージャスな看板
看板の右奥の塔が「ジーバー塔」爺さん婆さんではありません。
中世の街並み
市庁舎
白い方の塔はローテンブルグ市内を一望できる眺めの良い展望台がある塔です。健脚の方は絶景のためにチャレンジしてみましょう。
入口はその下から。2EUR+アルファ用意しておきましょう。
ゴシック建築様式とルネサンス建築様式とが一緒になった市庁舎です。
Rödertor レーダー門を見上げています。
中世の時代からも野菜屋さんはあったことでしょう
マルクス塔のレーダーアーチ(塔の下のアーチ)Markusturm und Röderbogen
聖血の祭壇 聖ヤーコプス教会
聖ヤーコプス教会には「ティルマン・リーメンシュナイダー」作の「「聖血の祭壇」」は2階にあります。
聖血と言われるのはイエスキリストの血が保存されているといわれている水晶が十字架の中に入っているからだそうです。
「聖血の祭壇」は最後の晩餐に出てくるイエスが裏切り者を見抜いた場面が表現されています。
イエスキリストに許しを請う姿が目に入りましたでしょうか?
十二使徒の内、裏切り者とされたのは12番目の使徒となった「ユダ」で、イエスグループの会計係をしていました。
ローテンブルクを映画の初めの場面にされる物語はこの「聖血の祭壇」がモデルになります。⇒「ローテンブルクの秘宝」
十字かってどのあたりなんでしょうか?
「聖血の祭壇」は実はその下の部分があります。
こちらは、1階の祭壇です。
1階の入り口を入った頭上にはパイプオルガンが設置されてます。アーチの先に教会の中が広がります。
1階入り口を入った所に「ここはヤコブ教会の聖餐台「私たちの祈りと恵みの場所です。」」とドイツ語、英語、日本語で書かれてます。
荘厳なパイプオルガン
食事
ショッピング
名物のお菓子「シュネーバル」(雪の玉)は一度は食べてみましょう。
宗教対立から起った30年戦争では敵軍将ティリーはワイン3.25リットル飲み干せば街(ローテンブルク)を占領しない!と無理難題を投げかけ、「年老いたヌッシュ市長」は見事一気飲み終え、町は救われた。この逸話「マイスタートゥルンク」(英語:マスタードリンク)として語り継がれており、マルクトプラッツ(市場)の時計台では「マイスタートゥルンク」のしかけ時計が動いている。この土地で飲まれているのがボックスボイテル瓶に入ったフランケンワイン。
一年中クリスマス
ローテンブルクに行くお目当ての一つに「クリスマス用品店」を訪れるのがありました。クリスマス前には「クリスマスマーケット」がドイツの各地で市がたちますが、ここでは1年中クリスマス用品を売ってあるお店があります。